『紅白』落選の #SexyZone 、なぜいまいち売れないのか? テレビ関係者「メンバーの個性は強いが……」

11月16日に発表された『第71回 NHK紅白歌合戦』の出場歌手に、Sexy Zoneの名前はなかった。2年近く休養していたメンバーの松島聡が8月に復帰し、再び5人体制で活動を開始。最新シングル「NOT FOUND」は、初週24.4万枚を売り上げ、前作「RUN」に続き、2作連続の初週売り上げ20万枚超えを記録。『紅白』の選考基準の一つとされるCD売り上げに関しては、他グループと遜色ないのだが……。

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「『紅白』出場を決めて、来年のデビュー10周年に向けて弾みにしたいところでしたが、残念な結果に終わりました。さらに、発表された11月16日は、くしくもSexy Zoneのデビュー日。そんなメモリアルデーでの吉報を、ファンも心待ちにしていたことでしょう。しかし、間違えてはいけないのは、『紅白出場』はタレントの憧れで目標でもありますが、あくまで1年間頑張ってきた“おまけのご褒美”“通過点”でしかなく、芸能人生のゴールではありません」(テレビ関係者)
 現在、デビュー組のジャニーズグループは、地上波で何らかの冠レギュラー番組を担当していることがほとんど。Sexy Zoneの後輩にあたるジャニーズWESTA.B.C-Z冠番組を持ち、デビュー2年のKing&Princeも『ZIP!』(日本テレビ系)で冠コーナー「解決!King&Prince」を担当している中、今のところSexy Zoneの地上波レギュラー冠番組はゼロ本だ。
 一方、メンバー個々で出演してきたバラエティでいえば、菊池風磨が『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)、レギュラーでは『ニノさん』(同)に出演。中島健人は『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)ほか、レギュラーでは『林先生の初耳学』(TBS系)、そして昨年までは『ぐるナイ』(日本テレビ系)の看板コーナー「グルメチキンレースゴチになります!」に出演していた。
 またマリウス葉佐藤勝利、松島もバラエティに出演すれば、MCや共演者にイジられ、印象を残している。このように、個々でのバラエティ経験も十分にあるのだが、冠番組獲得には何が足りないのだろうか?
 「メンバーの個性は強いのですが、5人集まったときに、そのキャラ立ちがあまり鮮明ではないことが挙げられるでしょう。」(同)
 (後藤壮亮)
 (サイゾーウーマンより)