#山下智久 「9月末独立」で終わらない“J雪崩退所“6つの地殻変動!?

8月17日、『文春オンライン』で未成年女性との不適切な関係が報じられた歌手で俳優の山下智久(35)とKAT-TUNの亀梨和也(34)に正式に処分が下った。
飲み会に同席していた亀梨には「厳重注意」、山下には亀梨よりも重い「一定期間の芸能活動自粛」処分を下したとジャニーズ事務所のウェブサイト「Johnny‘s net」で報告した。
 山下の女性スキャンダルを受け、8月18日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では、山下が今年12月にもジャニーズ事務所から退所するのではないかと報じている。さらに、同日付の『東スポWeb』では、9月に山下が退所する可能性もあると伝えているのだ。
 「たしかに山下はもともと海外志向が強く、プライベートでも親交の深いハリウッドスターのウィル・スミス(51)の親族が経営する事務所と業務委託をし、海外で芸能活動をしています。6月から世界配信がスタートした日欧合作ドラマ『THE HEAD』(Hulu)でメインキャストに起用され、今後はますます海外での活動を増やしていくと見られています。
 今年の山下は、退所するジャニーズ事務所への恩返しのために精力的に活動していたとも思えますよね。ただ、このタイミングで未成年女性とのスキャンダルが報じられ、芸能活動を自粛することになってしまった。『東スポWeb』が報じた9月末退所というのは、山下の契約更新月が12月で、契約するかどうかの意思表示をする3か月前が9月。そこで両者の話し合いで決着がつけば、契約満了前に退所となることもあるということのようです」(芸能記者
 山下に退所報道が取り沙汰されているのは、ここ最近、ジャニーズ事務所からの退所者が相次いでいるからだろう。
 2019年7月にジャニー喜多川氏が逝去し、同年9月に関ジャニ∞錦戸亮(35)、今年3月に元SMAP中居正広(48)、6月に元NEWSの手越祐也(32)がジャニーズ事務所を退所。さらに2021年3月にはTOKIO長瀬智也(41)の退所も決まっている。
「山下にも退所が取り沙汰されていますが、その後も退所者が続出しそうだとささやかれています。例えば、KinKi Kidsの堂本剛(41)はジャニー氏がいたからこそ事務所に留まっていたタレントの筆頭と言われており、また、関ジャニ大倉忠義(35)にはストーカー被害に心を痛め、一線を退き裏方に回るという報道もありました。さらに『FRIDAYデジタル』では、Hey!Say!JUMP・知念侑李(26)や少年隊の錦織一清(55)なども、退所が懸念されていると報じています」(前出の芸能記者
「それには多くの理由があります。1つ目はジャニー氏が亡くなったこと。ジャニー氏はジャニーズ事務所の創設者でありますし、現在第一線で活躍するジャニーズタレントたちの才能を見出してきた人物。ジャニーズタレントにとっての精神的支柱がなくなったことは大きいでしょうね。
 2つ目はそれに付随することですが、現在の藤島ジュリー景子社長と滝沢秀明副社長(38)体制に不満を感じているタレントが少なくないこと。ジュリー氏にはどうしようもないことですが、彼女にジャニー氏ほどのカリスマ性はありません。
 また、滝沢氏はジャニーズ事務所本体の副社長に就任はしましたが、先輩タレントや同期などにしてみたら、あくまでも“一緒に頑張ってきたタッキー”という存在だといいます」
 続けて3つ目の理由は、2019年7月にジャニーズ事務所と各テレビ局に公正取引委員会の調査が入ったことです。これまでもジャニーズ事務所からテレビ局に対し、露骨な圧力はなかったといいますが、調査が入ったことでこれまで以上にジャニーズサイドは“高圧的“な動きはできなくなりますし、テレビ局もジャニーズサイドに対し、露骨な忖度をすることはできなくなりました」(前出の芸能プロ関係者)
 そして4つ目はYouTubeやSNSの台頭ですよね。大手マスコミや事務所などを介すことなく自ら情報発信やコンテンツを作ることができる。また、事務所を介することなくファンと直接つながることができ、マネタイズすることができますからね。来年3月に退所する長瀬もYouTubeを始めるという報道もありましたよね」(前同)
 5つ目は新型コロナウイルスに関係する理由だという。
「コロナの影響で、テレビ各局の広告収入は激減し、イベントも相次いで中止となりました。8月7日の読売新聞が報じていますが、フジテレビの2020年4~6月期における最終利益は、全年同期比90.6%減。日本テレビも81.7%減という壊滅的な数字なんです。
収益減でタレントに高額なギャラを支払うこともできなくなりつつあります。
本当に数字を持っているタレントばかりを起用するようになってきています。
また、ジャニーズ事務所を退所しても、NetflixやAmazonプライムビデオなどの番組には出演できます。こういった配信サービスは、ギャラが高額であるのに加え、ジャニーズ事務所と長い関係性もないため、地上派テレビ局とは違い忖度など生じないですからね」(前出の芸能プロ関係者)
「6つ目の理由が“海外”なんです。山下は元KAT-TUNの赤西仁(36)と夜な夜な繁華街を飲み歩いていた“赤西軍団”のメンバーとして知られていますが、その赤西はジャニーズ事務所を退所後、中国で人気を博し、現在の収入はジャニーズ時代の倍ともささやかれています。
 赤西の中国版ツイッター・Weiboのフォロワー数は280万人を超えています。山下のWeiboのフォロワー数も176万人を超えていますし、インスタグラムに至ってはフォロワー数が513万人以上。退所したとしても海外で俳優やインフルエンサーとして活動することは容易にできるのではないでしょうか。」(前出の芸能プロ関係者)
(日刊大衆より)

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