#SMAP #香取慎吾 “正反対”の #稲垣吾郎 と共演で「地上波ドラマ復帰」?

8月5日、香取慎吾(43)と稲垣吾郎(46)が、三谷幸喜(59)脚本の9月18日配信の新作『誰かが、見ている』(Amazonプライムビデオ)で共演することが、各メディアで報じられた。
『誰かが~』は、香取主演のシットコム(シチュエーションコメディ)で、香取は何をやっても失敗ばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公・舎人真一を演じる。予告の時点で、長髪で真っ黄色のツナギを着た香取が踊ったり、「僕はいったい誰なんですか~!?」と視聴者に向けて問いかけたり、振り切った姿を見せている。
「稲垣は、日本を代表する演歌歌手・レッツ大納言として出演するようです。香取と稲垣がドラマで共演するのは今回が初。SMAP時代も99年の『古畑任三郎 VS SMAP』(フジテレビ系)や、13年に放送された同作の後日談では、SMAP全員で出演していましたが、純粋に2人だけは今回が初めてのパターンです」(専門誌記者)
 香取と稲垣はそれぞれ、
草なぎ剛(46)とは、三谷さんの舞台を2人だけでやらせてもらったりと共演したことがあるんですが、吾郎ちゃんとお芝居というのはほとんどないので凄く楽しみにしていました」(香取)
「いつも隣にいて、歌ったり踊ったりしているときの彼とは違うので、面白かったし、嬉しかったです」(稲垣)
 と、コメントしている。
 「一方、稲垣と香取は18年にサントリー新オールフリーのCMに2人で出演していますが、収録前日は2人で鍋を食べていたそうです。CM撮影についてのインタビューで香取は、“それでまた朝6時に会って、2人しておはようって、どんだけ仲良いんだみたいな”と話していました。実は、2人の人間性がいい具合に正反対だ、というんです」(前同)
 香取は稲垣が行っているブログについて17年11月19日の『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)で、「言葉が僕らにはない感じ。吾郎ちゃんって一番SNSから遠いと思う。すごい考えて文章書いてるんだろうなって。ちゃんとしてるんだよ」としていた。実際、稲垣はその文章力に定評がある。
 たとえば18年2月2日のブログでは、東京で雪が降った際について「空から舞い降りて来る雪を眺めているとむしろ自分が上昇しているかのような錯覚に陥るのは僕だけでしょうか」と美しい文章をつづっている。
「感覚派と理論派で対照的ですが、芸術好きなのは同じ。いい相乗効果が今回の『誰かが、見ている』に反映されると思います」(専門誌記者)
「実は、SMAP解散後で地上波ドラマに出演していないのは香取だけなんです。たしかに『新しい地図』の3人を地上波で見る機会は減りましたが、稲垣は今年3月、『連続テレビ小説』スカーレット』の終盤に医者役で出演。
 草なぎは18年の『未解決事件』で主演の新聞記者を演じたり、21年の大河ドラマ『青天を衝け』に徳川慶喜としての出演が決まっている。いずれもNHKで民放ではないですが、ドラマに出演しています」(前出の専門誌記者)
 SMAP解散後、香取は19年の映画『凪待ち』に出演している。19年7月1日の『朝日新聞デジタル』では「僕、演技が苦手なんです。決められたことをするのが得意じゃないんだと思います。絵を描いている方が好きですね」と話していたが、その演技は目を見張るものがあった。
「自堕落な中年男で、一度はやり直そうとするものの、恋人の死がきっかけで輪をかけて落ちぶれていく“喪失と再生”がテーマの映画。香取は『凪待ち』でアイドル・香取をみじんも感じさせない荒んだビジュアルを見せました。“獣のよう”と評する声もあり、実際映画では終始顔をグシャグシャにしていたり、ケンカで顔が腫れ上がっている姿を見せていました」(映画ライター)
 三谷作品では香取は、15年の映画『ギャラクシー街道』で主演を務めたほか、02年には『HR』(フジテレビ系)で今回のような“シットコム”タイプのドラマに挑戦したこともある。
 演技力は申し分なし。長い付き合いの三谷と稲垣と今回の『誰かが、見ている』で活躍し、ふたたび地上波のドラマにも出演してほしいーー。
 (日刊大衆より)

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